Friday, May 31, 2019

30 Days Challenge!! 毎日ブログ更新!さすがに諦めたい

Can I Stop This Challenge Now?


Try Something New For 30 Days; Can I Stop This Challenge Now?
30日間チャレンジ、さすがに諦めたい

現在、30 Days Challengeとして、「30日間、毎日ブログを更新しよう!」という挑戦を継続しております。気が付けば、既に20日目です。「もう頑張ったし、諦めてもいいかな。」というのが、現在の心境です。

30 Days Challengeのオリジナルの記事はこちらです。

https://omg-kmg.blogspot.com/2019/05/30-days-challenge-30.html


ここでは、挑戦を始めてから20日目の感想などを忘れないように記事として残してみます。そして、また記事数を増やそう・・・という魂胆です(笑)


20日間でブログ記事20件達成!!


結果からお伝えしますと、20日間でブログ記事を20件達成しました!!

一見順調です!

しかし、実態は全然順調ではありませんでした。記録を残しているのでご覧ください。


30 Days Challenge, my progress until now (20th days)
30日間毎日ブログ更新、20日目までの経過

1日1件のペースで淡々と進められれば良いのですが、始めてみるとそうはいきません。グラフをご覧になっていただければわかるかもしれませんが、2日連続でブログを執筆していないことが2回もありました。

1日でも書かない日があると、その後、追い上げるために大量の記事を書かなければならなくなり、徹夜が続きます。ましてや2日間も書かない日があると、その後のダメージは甚大なものとなります。それでもなお、チャレンジは30日間続きますので、体力が削られた状態が続きます。体調管理が非常に難しくなるのです。


30 Days Challenge, my progress until now (20th days)
30日間毎日ブログ更新、20日目までの経過

今回、このチャレンジ中の2019年05月24日~26日に、マレーシアのクアラルンプールに行く予定がありました。もちろん行ってしまったら、多忙なことは間違いありません。ですから、事前にブログ記事をなるべくたくさん書いておこうと思っていました。

そのような折、出発前の2019年05月23日~24日は、本業の仕事で非常に忙しくなってしまいました。そのため、ブログ記事を書いているどころの騒ぎではなくなってしまいました。こうしてクアラルンプール出張は全く余裕のない状況での開始となりました。

そのため、クアラルンプール滞在中に、ブログを全く書かないという選択は、もうこのチャレンジを諦めるのと等価だと思いました。そのため、合間を見つけてはブログ記事を書く、というように、結果的には非常に生産性の高い時間を送ることができました。

しかし、そこでまた大きな問題が発生したのです。クアラルンプールからジャカルタに戻ってからというもの、どうも体調が悪いのです。ひどい頭痛と、首の周りのだるい痛み、そして下痢と続きました。

クアラルンプールでブログ記事を徹夜で書いたというのがここで響いてきたのかもしれません。クアラルンプールというよりか、このチャレンジを始めてから、徹夜続きだったので、最小限しか寝ていませんでした。

ですので、休むことと、最低限の仕事をこなすことに集中するため、ブログ記事の執筆をお休みしました。

そして、目標から2件足りない、05月29日(18日目)の夜・・・。

もうだいぶ遅れてしまった!さすがにもう諦めたい!!(´・ω・`)

と強く思いましたし、実際に、もうなあなあにして、諦めるつもりでした。


書きたい気持ちが沸々と湧いてくる!!


そして、05月30日(19日目)の朝、自分でも驚いたのですが、ブログ記事を書きたい気持ちが沸々と湧いてくるのです。既に2週間以上もブログ記事を書くということを続けていたので、ブログ記事を書く癖がついているのかもしれません。

ひとまず、ブログ記事に執筆する内容を紙にまとめておきました。

そして、空いた時間で無心に執筆!

こうして、19日目、20日目と連続でブログ記事を2件ずつ書くことができ、20日目で20件と、目標に追い付くことができました。


20日間も続けているとそれが当たり前のことになってくる


私はブロガーとして生きているわけではありません。単純に自分の考えていることを整理するために、ブログ記事として文字にしてみているだけです。

ですが、20日間もブログ記事の執筆を続けていると、ブログ記事の執筆があたかも、業務上自分に与えられた仕事のように、やらないと落ち着かないという感覚が出てくるのです。

趣味や仕事以外の活動は、あくまで自分のペースでやることが基本です。そのため、ノルマやKPIのような達成目標や評価基準は当然ありません。

しかし、敢えて、ただ好きというだけでやっていることに対しても、こういう30 Days Challengeのように達成目標を作ってみると、何か不思議な気持ちで、「よし、今回は本腰を入れてやってやろう!」というように、やる気のようなものが湧いてくるものです。

もちろん、自分に対する強制と言えば強制ではあるのですが、あくまで強制のスタートが内発的な動機だからなのか、嫌だという感じが全くありません。むしろ、自分で設定した目標だからこそ、「自分の夢を諦めたくない!」(大袈裟ですが・・・)というような感情が湧いてきて、何が何でも達成したいという気持ちが増すようです。

言い換えると、30 Days Challengeをスタートする際の自分の気持ちである、「30日後はこうなっていたい!」という強い自己実現欲求に基づいているのですね。だからこそ頑張れるし、創造性が最大限に発揮されるのではないかと思えてきました。

ですので、終了した時点での自分の姿を十分に思い描いた上で、この挑戦を始めてみると、より効果的なのだろうのではないでしょうか。


30 Days Challenge, my progress until now (20th days)
30日間毎日ブログ更新、20日目までの経過

さて、心理学的な解釈は私には分からないので、ここまでにして、残り10日間で10件のブログ記事執筆、楽しみたいと思います!

しつこく書いて参りますので、ぜひともお読みください。宜しくお願い申し上げます。

Global Economy! 平成、東南アジア大躍進の30年間

A Big Leap of Southeast Asia (ASEAN) in Heisei Era!



Global Economiy ~ ASEAN's Economy
平成の30年間で、大躍進を始めた東南アジア

先日は、平成30年の間で、日本の経済がほとんど伸びず、相対的に日本が凋落している様をデータにまとめました。

Global Economy! 平成、日本凋落の30年間
Japan’s Economy Heading for Ruin in Heisei Era... 
https://omg-kmg.blogspot.com/2019/05/global-economy-30.html

今回は、同じ平成30年の間で、私が現在住んでいるインドネシアを始めとした東南アジア諸国連合(ASEAN)の10ヶ国の著しい経済成長についてまとめてみました。

別に私は、仕事でインドネシアに行けと言われてきたわけでもありませんし、当然、経済成長を追って、インドネシアに住み始めたわけではありません。しかし、インドネシアを筆頭とするASEAN諸国は、これからの日本にとって、本当に大切なパートナーであるべきだと思います。特に、中国包囲網という観点では、ASEAN諸国と一体となって発展していくことは、非常に意味のあることなのではないかと改めて痛感しました。


この半年でASEAN主要5ヶ国の景況感を調査


2018年10月~2019年05月にかけて、在住しているインドネシアからASEANの主要4ヶ国を訪問して参りました。

とは言っても、実は、主として、ASEAN各地の友人の結婚式やそのお祝いに伴い、結果的に、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシアに行ってきただけです。そのため、全く意図していなかったのですが、結果として、在住しているインドネシアも含め、ASEANの主要5ヶ国の最近の変化、景況感を肌で感じることができたのは大変大きな収穫でした。

やはりいくらデータやニュースの記事で見ていても、街の雰囲気を五感をフルに利用して感じるのとではわけが違います。


2018年10月、タイで親友の結婚式に出席


タイの首都バンコクで活躍する日本人男性の親友と、素敵なタイ人女性との結婚式でした。アジア各地で活躍する友人たちが集い、近況を共有しながら、非常に楽しい意見交換ができました。


October, 2018, in Bangkok, Thailand
2018年10月、タイのバンコクにて 

October, 2018, in Bangkok, Thailand
2018年10月、タイのバンコクにて 


2019年03月、ベトナムで親友の結婚式に出席


ベトナム中部のダナンで活躍する日本人女性の親友と、同じく海外で活躍されている素敵な日本人男性との結婚式でした。ベトナム中部には思い入れがあり、既に何度か訪問したことがあったので、久しぶりに現地で仕事を創り続ける友人たちと会い、近況を共有しながら、非常に楽しい意見交換ができました。


March, 2019, in Hoi An, Vietnam
2019年03月、ベトナムのホイアンにて 

ベトナムで日本のメディア「ベトナビ(VIET NAVI)」を切り盛りしている熱い友人と久々に会いました!フリーペーパーも作っているようで、一冊もらいました。紙質も良く、中身の説明もきっちりしていて、さすがの出来でした。

ベトナムに行く人はぜひウェブサイトをご覧ください!友人だから宣伝するというわけではなく、本当によくできています。ここまでお店などの情報を自分でしっかりと書いていくのは、好きでないとできないと思います。

ベトナビ(VIET NAVI)
https://vietnam-navi.info/


March, 2019, in Hoi An, Vietnam
2019年03月、ベトナムのホイアンにて

March, 2019, in Da Nang, Vietnam
2019年03月、ベトナムのダナンにて


2019年03月、ベトナム帰りにシンガポールも周遊


現在、インドネシアの首都ジャカルタに住んでおりますが、ベトナム中部へは直行便がありません。そのため、今回はシンガポールを経由して行くことにしました。帰りは一泊し、時間があったので、シンガポールをいろいろと見て回りました。友人で、シンガポールで有名なブロガー集団のニンジャガールズと食事をしたり、とても楽しい時間を過ごしました!


March, 2019, in Singapore
2019年03月、シンガポールにて

March, 2019, in Singapore
2019年03月、シンガポールにて


2019年05月、マレーシアで親友の新婚夫婦にご挨拶


2019年05月はマレーシアのクアラルンプールにも行きました。本当は2019年03月にクアラルンプールで親友のマレーシア人女性の結婚式があり、呼ばれていたのですが、どうしても外せない仕事があって参加できなかったです。それで、ご挨拶に、とクアラルンプールまで行って参りました。


May, 2019, in Kuala Lumpur, Malaysia
2019年05月、マレーシアのクアラルンプールにて

May, 2019, in Kuala Lumpur, Malaysia
2019年05月、マレーシアのクアラルンプールにて


平成30年の間の名目GDPの推移


さて、ここからが本題です。

平成元年(1989年)から平成30年(2018年)までの名目GDPの推移を見てみます。


GDP, Current Prices (during Heisei Era, 1989 - 2018)
名目GDPの推移(平成時代、1989年~2018年)

上記のグラフから分かることが大きくいくつかあります。

  • 世界全体の経済は伸び続けていて、平成30年の間で4.2倍以上になっている
  • 特に、2000年ごろから世界全体の経済は大幅に伸び続けている
  • G7(Group of Seven、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの先進国)も引き続き経済成長を続けていて、平成30年の間で2.8倍以上になっている
  • EUも同様に経済成長を続けていて、平成30年の間で3.1倍以上になっている
  • 日本は1995年ごろから経済が停滞してしまっている
  • ASEANは、平成元年にはほぼゼロにしか見えない状態から急激に成長している(っぽい)


平成30年間、ASEAN、大躍進の始まり


続いて、日本とASEANに注目して、グラフを拡大してみました。


GDP, Current Prices (during Heisei Era, 1989 - 2018)
名目GDPの推移(平成時代、1989年~2018年)

ASEANは2000年を過ぎたあたりから急激に成長していることが見て取れます。平成元年(1989年)には、約3,280億米ドルだったのが、平成30年(2018年)には、約2兆9,260億米ドルと、平成30年の間で10倍近い経済発展を遂げました。まさに、ASEAN、大躍進の始まりですね。

日々、ASEANの中で生活をしているので、日本とは違い、激しい活況を感じますが、データで見るとここまで違っているのかと改めて驚いております。

続いて、ASEAN10ヶ国の内訳を見てみます。


GDP, Current Prices (during Heisei Era, 1989 - 2018)
名目GDPの推移(平成時代、1989年~2018年)

ASEAN、東南アジア諸国連合は、インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピンの5ヶ国から始まり、現在はさらに、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、ラオス、ブルネイを入れて10ヶ国から構成されています。

このグラフから以下のことが見て取れます。

  • いずれの国も、1998年のアジア経済危機を乗り越え、爆発的に経済成長を続けている
  • ASEAN内で圧倒的に大きな経済を持つのがインドネシアである
  • 2番目がタイ、そこにシンガポール、マレーシア、フィリピンが続いている
  • そこに急成長を続けるベトナムが追い付こうとしている
  • かつてのビルマ、現在のミャンマーが経済発展を始めている

平成元年(1989年)と平成30年(2018年)のそれぞれの割合を見てみます。


GDP, Current Prices (during Heisei Era, 1989)
名目GDP(平成元年、1989年)

平成が始まったばかりの頃から、やはりインドネシアはASEAN内で最強の経済国でした。続いて、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールと続きます。ベトナムが占める割合はわずか2%にも満たず、弱小国だったのが伺えます。


GDP, Current Prices (during Heisei Era, 2018)
名目GDP(平成30年、2018年)

平成が終わる頃のデータです。今もインドネシアが圧倒的な強さを示しています。これにタイが続くのは同じです。この後、シンガポールが入ってきました。ASEANの中の唯一の先進国とも言える国が、わずか5百万人ほどの人口で、この位置に入ってきました。以下、マレーシア、フィリピン、ベトナムと続きます。ベトナムもASEAN内で10%近くの名目GDPを占めるようになり、確実に頭角を現してきたのが伺えます。


平成30年の間のASEANにおける人口の推移


新興国の発展を見る上で、忘れてはならないのが人口の推移です。


Population in ASEAN countries (during Heisei Era, 1989 - 2018)
東南アジア諸国連合の人口の推移(平成時代、1989年~2018年)

上のグラフから以下のことが分かります。

  • インドネシアがASEANで最大人口を抱え、もう2億5千万人を超えている
  • 2番目がフィリピンで、1億人を超えている
  • 3番目がベトナムで、まもなく1億人に到達しようとしている 
  • 以下、タイ、ミャンマー、マレーシアと続いている
  • タイは人口増加が止まりかけている

次に、平成30年(2018年)における人口の内訳を見てみます。


Population in ASEAN countries (Heisei Era, 2018)
東南アジア諸国連合の人口(平成30年、2018年)

ASEAN全体の人口の40%をインドネシア人が占めています。第2位~第4位のフィリピン、ベトナム、タイの人口を合計するとインドネシア人と同じぐらいになります。やはり、インドネシアは人が多いですね(笑)

一方でシンガポールは、ASEAN内で唯一の先進国ですが、人口はASEAN全体の1%未満のようです。これだけ少ない人口でこれだけ大きな存在感を出しているのはさすがだと思います。


平成30年の間のASEANの変化まとめ


平成元年(1989年)、平成11年(1999年)、平成21年(2009年)、そして平成30年(2018年)の名目GDPの推移をそれぞれ棒グラフとして表してみました。
GDP, Current Prices (during Heisei Era, 1989 - 2018)
名目GDPの推移(平成時代、1989年~2018年)

いずれの国も、とてつもない経済成長を遂げていることが改めて分かります。上位5ヶ国は10倍近い経済成長を遂げている国ばかりで、シンガポールはそれ以上です。また、発展が始まったばかりのベトナム、ミャンマーを始めとした国々も10倍を大幅に超える凄まじい発展を遂げています。

平成30年の間に、東南アジア諸国連合の国々は、偉大なる躍進をスタートさせたように見えます。現在、インドネシアにいて、いろいろな状況を見ていますが、先日まとめたような、GO-JEKなどのユニコーン企業もASEAN内で勃興し始めていますし、今後の活況に更なる期待をしてしまいます。

Unicorn Companies! ユニコーン企業を支える社会的な若さ
Social Youth Supports Unicorn Companies (Ex: GO-JEK)


令和は、日本とASEANの蜜月期間にしなければいけない


さて、翻って日本です。先日書いた通りですが、成長をし続ける世界にどんどん置いていかれています。

Global Economy! 平成、日本凋落の30年間
Japan’s Economy Heading for Ruin in Heisei Era... 
https://omg-kmg.blogspot.com/2019/05/global-economy-30.html

これを解決する一つの鍵が、ASEANではないでしょうか。


GDP, Current Prices (during Heisei Era, 1989 - 2018)
名目GDPの推移(平成時代、1989年~2018年)

上のグラフに、経済大国トップ3とASEANの名目GDPを示しました。先日も書きました通り、アメリカは絶え間なく経済成長を続け、トップを独走中です。そのアメリカに食いつくように、日本を抜き去ってなお勢いが衰えない中国が続きます。日本はこのアメリカと中国の2ヶ国に完全に置いてけぼりになっている状態です。

しかし、ここに平成30年の間に大躍進を遂げてきたASEANの国々があります。結論から申しますと、日本とASEANがより強固な共同体として、一体となって開発を続けて行けば、一つの大きな経済としてアメリカや中国も無視できない存在になっていけるのではないかと思っております。

この半年の間でインドネシアの以外の4ヶ国も訪問して、改めて思いましたが、ASEANの国々は、どこへ行っても本当に親日です。有り難いことに、日本人に対して敬意を持って接してくれる人が多いですし、どこへ行っても日本のレストランやコンテンツも流行しています。また、いずれの国も漢字圏ではないにも関わらず、日本語学習者もたくさんいます。日本というブランドが通用するのです。

一方で、問題は中国です。ASEANの中でも、マレーシアやベトナム、フィリピン、ブルネイの4ヶ国は、現在、南シナ海に人工島を建設するなどして領有を主張する中国との間の問題が、日増しに大きな問題になり始めています。最近では、一触即発とでも言えるような事態になりつつあります。中国の進出に対して警戒感を強めているようです。

このような状況の中で、日本は胡坐をかいている余裕などありません。この機会に、日本はASEAN各国との絆をもっともっと深めていく必要があります。そして、お互いが補完できるような関係になれば、日本もさらに経済的に成長でき、外交問題も含めて、win-winの関係を築いていけるのではないかと思います。

もちろん、ASEANと言っても、10ヶ国ありますから、一枚岩ではありません国によって宗教や文化、習慣もまるっきり違います。だからこそ、1ヶ国ずつよく見ておくことが大切なのだと思います。これは今回の4ヶ国の連続訪問でも強く感じました。

このような中、私はASEANを構成する一つの国であるインドネシアに既に7年以上暮らしております。そして、ほとんど日本人の社会と接触を持たずに、インドネシアの社会の中にどっぷりと浸かって暮らしています。こうした中で、ますますインドネシアのことを好きになっていく私は、同じように私の存在に興味を持ってくれるインドネシアの皆さんと触れ合いながら、このようなことをいつもモヤモヤと考えております。

令和は、日本とASEANのさらなる蜜月を!」、このように願うばかりです。

Thursday, May 30, 2019

Global Economy! 平成、日本凋落の30年間

Japan’s Economy Heading for Ruin in Heisei Era... 



Global Economy ~ Japan's Economy
平成、日本凋落の30年間?

2019年04月に中国の深センに視察・訪問をして参りました。そして、2019年05月には弾丸でマレーシアのクアラルンプールにも行って参りました。

その際に、昨今の世界の経済事情をたくさん調べました。特に中国の経済成長の著しさについては深センの視察訪問の一連の記事で、既に一部触れました。

実はそれだけではなく、平成30年の間に何があったのか見てみようと思い、名目GDPを中心にデータを見ていました。結果、悲しいことではあるのですが、この平成30年の間に日本がどれほど経済的に凋落してしまったのかをデータからも見ることができました。今回は、この平成30年の間の日本の経済的な凋落についてデータと共に示します。

事実を知らないことには、問題の解決もできませんから、まずは事実を見ることが大切だと思っております。そのため、うやむやにせず、こうやって記事にしておくことにも意義があると信じております。

令和元年、新しい時代の幕開けです!血を結集させて、新しい日本へと再起動させましょう!


日本が名目GDPで第2位から第3位へ


まずこちらをご覧ください。

平成元年(1989年)から平成30年(2018年)までの、平成30年の間の名目GDPの推移です。世界中の全ての国を示しても仕方がないので、2018年の時点でトップ10だった国を選定し、1989年から30年間の名目GDPの推移を示しました。以下も同様です。

なお、データは国際通貨基金(IMF、International Monetary Fund)の2019年05月01日(令和最初の日)時点での最新データから抽出致しました。


GDP, Current Prices (Heisei Era, 1989 - 2018)
名目GDPの推移(平成時代、1989年~2018年)

上記のグラフから分かることが大きくいくつかあります。

  • アメリカは一貫して世界最強の経済大国
  • 2005年ごろまで:日本が圧倒的に世界第2位の経済大国
  • 2006年~2008年ごろ:中国の飛躍的な経済成長が突然目に見えてきた
  • 2010年:世界第2位の座を中国に奪われた
  • 2011年~現在:日本は中国を追いかけるでもなく圧倒的な差が付けられている


アメリカ・中国の経済大国覇権争いの時代へ


具体的な数値と共に説明を補足します。


〇1989年(平成元年):

第一位:アメリカ(約5.6兆米ドル)
第二位:日本(約3.1兆米ドル)
第三位:ドイツ(約1.3兆米ドル)

名実ともに、日本はアメリカに次ぐ、世界第2位の経済大国でした。


〇1999年(平成11年):

第一位:アメリカ(約9.6兆米ドル)
第二位:日本(約4.6兆米ドル)
第三位:ドイツ(約2.2兆米ドル)

平成が始まってから10年後の世界も同様です。私はちょうど高校生で、日本は世界第2位の経済大国だと教育を受けていました。


〇2007年(平成19年):

第一位:アメリカ(約14.5兆米ドル)
第二位:日本(約4.5兆米ドル)
第三位:中国(約3.6兆米ドル)

中国がめきめきと力を付けてきて、とうとうドイツが中国に抜かれました。日本の経済はドルベースで全く成長していません。


〇2009年(平成21年):

第一位:アメリカ(約14.4兆米ドル)
第二位:日本(約5.2兆米ドル)
第三位:中国(約5.1兆米ドル)

日本はいよいよ中国に追い付かれてしまいました。


〇2010年(平成22年):

第一位:アメリカ(約15.0兆米ドル)
第二位:中国(約6.1兆米ドル)
第三位:日本(約5.7兆米ドル)

日本は中国にあっという間に抜かれました。


〇2014年(平成26年):

第一位:アメリカ(約17.5兆米ドル)
第二位:中国(約10.5兆米ドル)
第三位:日本(約4.9兆米ドル)

中国はぐんぐんと経済成長を続ける一方、日本の経済は停滞し、あっという間に2倍以上の差が付けられました。また、ここまで来ると、アメリカが中国の視野に入ってきたように感じます。


〇2018年(平成30年):

第一位:アメリカ(約20.5兆米ドル)
第二位:中国(約13.4兆米ドル)
第三位:日本(約5.0兆米ドル)

日本と中国の間で3倍近い名目GDPの差がある状態となってしまいました。そして、その差はまだまだ広がっていきそうです。人口が10倍違うので、名目GDPが10倍違ってもおかしくないのかもしれません。しかし、人口差がまるでないかのように、中国の猛追をものともしないように見えるアメリカの底力もさすがです。


日本経済停滞と他の先進国


アメリカと中国の経済成長の著しさを見てしまうと、それに続く日本はもちろん、他の国も動向が見えにくくなってしまいます。そこで、アメリカと中国を除いた他の8ヶ国でグラフを描き直してみました。


GDP, Current Prices (Heisei Era, 1989 - 2018)
名目GDPの推移(平成時代、1989年~2018年)

グラフを描き直してみて、私は再度驚愕してしまいました。

世界で成長しているのは、中国やインドのような新興国と、先進国ではアメリカぐらいなもので、他の国はもう2000年ごろから経済は成熟し、発展が止まっているのだと思い込んでいました。

ところが、グラフを見ると、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダといった日本以外の先進国は、現在に至るまで着実に経済成長を重ねているのです。

上位トップ10の国を見ると、平成30年の中盤以降、経済成長が止まってしまった国は日本だけだったのです。


平成時代の始まりと終わり


平成元年(1989年)と平成30年(2018年)との名目GDPを再度切り取ってみました。


GDP, Current Prices (1989 & 2018)
平成の始まりと終わりでの名目GDP(1989年と2018年)

アメリカは名目GDPで約3倍ほどになっていました。中国に至っては20倍以上の凄まじい成長を遂げています。改めてこうやって見ると、恐ろしい成長です。

一方で、日本はわずか30%ほどの成長でした。これが日本以外の先進国も同様だったら良かったのですが、実際には違いました。


GDP, Current Prices (1989 & 2018)
平成の始まりと終わりでの名目GDP(1989年と2018年)

新興国として成長著しいインドやブラジルは、中国には及びませんでしたが、やはり急激に経済成長を遂げています。

そしてそれ以外の、先進国であるドイツやイギリス、フランスなども100%を超える成長を遂げていたのです。この間、人口は大幅に増えたりはしていないでしょうから、単純に計算すると、給料が2倍以上になっているということですね。

日本の経済停滞は一体何なのでしょうか?


世界経済における日本の発言力の低下


最後に、この上位10ヶ国における名目GDPの割合を示してみました。それぞれ平成元年(1989年)と平成30年(2018年)のデータです。


GDP, Current Prices (1989)
平成元年における名目GDP(1989年)

平成元年(1989年)における名目GDPの各国の割合です(上位10ヶ国だけで集計しました)。

米国が約4割、日本が約2割を占めており、日本とアメリカの2ヶ国で約60%を占めていることが分かります。中国やインドはまだまだ大国の片鱗もありませんでした。

GDP, Current Prices (2018)
平成30年における名目GDP(2018年)

そして、こちらが平成30年(2018年)における名目GDPの各国の割合です(上位10ヶ国だけで集計しました)。

米国の約4割はほとんど変わりませんが、中国が全体の2割以上を占めており、日本が1割以下となってしまいました。現在はアメリカと中国で名目GDPの約60%を占めていることが明確に分かります。

先進国は軒並み割合を減らしていますが、特に日本のプレゼンスは大幅に小さくなりました。


日本人として令和の時代をどう生きるか


データで経済状況を見てみて、非常に厳しい状態にあることを再認識しました。どうしたらよいのでしょうか?

HUAWEIの問題により、アメリカと中国の国家の背景となる主義の違いがだいぶ表面化してきました。アメリカは中国に徹底抗戦の構えでしょう。しかし、それでもなお、中国の発展はまだまだ止まらないと思います。そして、新興国は中国だけではありません。インドやASEAN諸国のさらなる発展、そして他の先進国の着実な発展により、日本のプレゼンスはより一層落ちていくと考えられます。どうしたらよいのでしょうか?

日本では、今後一層働き手が減っていきます。そして、高齢者は一層増え、医療保険や年金の支払いの点から国の財政を圧迫し続けます。この超高齢社会の到来に伴う、少子高齢化の問題は、結局何も着手できないまま平成が終わってしまったように思います。財政の立て直しをやらないことには、日本からどんどん人が離れて行ってしまうのではないかと思います。また移民政策なども含めて、働き手を増やす努力もしなければならないでしょう。どうしたらよいのでしょうか?

日本は、アメリカの四騎士GAFA(Google、Apple、Facebook、amazon)や中国の四騎士BATH(Baidu、Alibaba、Tencent、HUAWEI)のような企業に為されるがままになっています。新しい産業に対応できていないという問題もあります。日本はいまだに製造業中心の産業構造です。製造業をカイゼン、カイゼンで、完全自動化・歩留まり向上に向けて突き進んでいくのも必要なことですが、産業構造の変化にも対応していかなければなりません。人工知能やビッグデータの組み合わせにより、今後の社会は大きく変化していく可能性があります。しかし、日本は実験的にデータを取って活用できるところがなさそうですから、知の集積が全然できていないように思います。どうしたらよいのでしょうか?


私には分からないことだらけです。まずは現実を知ることが大切だと思いますので、今回は名目GDPから見えた事実をまとめてみました。

これまでも、ユニコーン企業についての考察や、深セン訪問の一連の記事でも執筆致しましたが、日本は社会的な若さや新しいものへの許容度の低さが問題なのかなと思います。どのようにしたらこれを変えられるのか、そして、世界から投資や人を集められるようになるのか、考えてみる必要があると強く思います。

Unicorn Companies! ユニコーン企業を支える社会的な若さ

Social Youth Supports Unicorn Companies (Ex: GO-JEK)


Unicorn Companies in the World, with GO-JEK (online bike taxi in Indonesia)
世界のユニコーン企業(巨大スタートアップ企業)、インドネシア最大のユニコーン企業GO-JEKと共に

2019年04月に中国の深センに視察・訪問に行くにあたり、昨今のユニコーン企業のことをたくさん調べました。簡単な内容は、深センの視察訪問の一連の記事にてサッと触れました。ただ、深センに関することだけではなく、ユニコーン企業全般に関して、いろいろと思うところがあるので、頭から記憶が薄れないうちにこちらに残しておきます。

今回は、「ユニコーン企業を支えるのは社会的な若さなんだよなあ」、というのを自分のインドネシアでの経験と共に記します。


世界のユニコーン企業(巨大スタートアップ企業)


深センの視察訪問の一連の記事にも書きましたが、ユニコーン企業とは、未上場のベンチャー企業で、企業価値が10億ドル以上と評価されるものと定義されているそうです。創業して間もないのに、企業価値が著しく高い企業は稀です。そこから、「噂には聞くけど、そんなのを見た人などはいない。」という、ギリシャ神話の伝説の一角獣のような存在としてユニコーンの名前が付けられたそうです。

一言で言うと、ユニコーン企業とは巨大スタートアップ企業ですね。

こちらも再掲しますが、ユニコーン企業と呼ばれる企業の条件は以下の通りだそうです。

  • 企業価値が10億ドル(日本円で約1,100億円)以上
  • 起業・設立から10年以内(であることが多い)
  • 非上場
  • テクノロジー関連企業(である場合が多い)


さて、The CB Insights Teamという世界のユニコーン企業を調査している団体によると、現在(2019年05月)、世界にはユニコーン企業が346社あるそうです。その内訳は以下の通りです。

  • アメリカ:172社
  • 中国:89社
  • イギリス:17社
  • インド:16社
  • 韓国:8社
  • ドイツ:8社
  • イスラエル:4社
  • インドネシア:4社
  • フランス:4社
  • スイス:3社
  • オーストラリア:2社
  • コロンビア:2社
  • ブラジル:2社
  • 香港:2社
  • 南アフリカ:2社
  • エストニア:1社
  • カナダ:1社
  • シンガポール:1社
  • スウェーデン:1社
  • スペイン:1社
  • ナイジェリア:1社
  • 日本:1社
  • フィリピン:1社
  • ポルトガル:1社
  • マルタ:1社
  • ルクセンブルグ:1社


アメリカと中国に集中していることが分かります。一方で日本には1社しかありません。


時価総額50億米ドル以上のユニコーン企業


現在ある346社すべてのユニコーン企業を載せるのは難しいので、時価総額50億米ドル以上の企業をリストアップしてみました。時価総額50億米ドル、つまり約5,500億円以上というとてつもなく大きなスタートアップ企業が全部で47社もありました。


Company $(Billion)  Country
Toutiao (Bytedance) $75 China
Uber $72 United States
Didi Chuxing $56 China
WeWork $47 United States
JUUL Labs $38 United States
Airbnb $29 United States
Stripe $23 United States
SpaceX $19 United States
Epic Games $15 United States
GrabTaxi $14 Singapore
Bitmain Technologies $12 China
Samumed $12 United States
Global Switch $11 United Kingdom
Palantir Technologies $11 United States
DJI Innovations $10 China
One97 Communications (operates Paytm) $10 India
Go-Jek $10 Indonesia
Infor $10 United States
Guazi (Chehaoduo) $9 China
Coupang $9 South Korea
Coinbase $8 United States
Instacart $8 United States
DoorDash $7 United States
Slack Technologies $7 United States
Snapdeal $7 India
Tokopedia $7 Indonesia
Roivant Sciences $7 Switzerland
UiPath $7 United States
Tanium $7 United States
Magic Leap $6 United States
Manbang Group $6 China
Lianjia (Homelink) $6 China
EasyHome $6 China
Vice Media $6 United States
Robinhood $6 United States
Intarcia Therapeutics $6 United States
Hellobike $5 China
UBTECH Robotics $5 China
United Imaging Healthcare $5 China
BYJU'S $5 India
Bluehole $5 South Korea
Machine Zone $5 United States
Outcome Health $5 United States
Meizu Technology $5 China
SenseTime $5 China
Fanatics $5 United States
Social Finance (SoFi) $5 United States


日本の企業は1社もありませんでしたトップは中国です。以下、中国とアメリカがその名を連ねています。国別にまとめてみます。

  • アメリカ:24社
  • 中国:13社
  • インド:3社
  • インドネシア:2社
  • 韓国:2社
  • イギリス:1社
  • シンガポール:1社
  • スイス:1社


ご存知の会社はありましたか?

Bytedance(1位、中国)、Uber(2位、アメリカ)、WeWork(4位、アメリカ)、Airbnb(6位、アメリカ)などは日本でも名前はよく聞かれるかもしれません。Bytedanceは動画サイトtiktokの会社と言えば、お分かりかもしれません。

いずれも日本企業ではないので、日本とは直接馴染みのない企業が多いように感じます。私たち個別の日本人はましてやこれらの企業の展開するサービスに直接的に関わることがほとんどないので、ほとんどの会社を知ることがないでしょう。

しかし、こういった、私たち日本人が普段気にせず、知ろうともしていないところで、雨後の筍のようにユニコーン企業という巨大スタートアップ企業が世界中で勃興し続けているのです。私は初めてこのリストをはっきりと見たときに大きな衝撃を受けました。

グローバルな経済、グローバルな社会に対応して、世界中の様々なニュースなどをある程度キャッチアップしているつもりでしたが、ほとんど知りませんでした。

AI(人工知能)やFinTech(金融+IT技術)の漠然とした情報やニュース集めだけではなく、スタートアップの各論についてももっともっと注視して情報を得ていかなければならないのだと感じました。


私の身近なユニコーン企業:GO-JEK


さて、私は現在インドネシアの首都ジャカルタに住んでおります。

このインドネシアも、50億米ドル以上の時価総額を持つユニコーン企業に対して、2社ノミネートしていました。GO-JEKとtokopediaです。いずれも規模がますます大きくなっている印象を受けます。

tokopediaはオンラインショッピングサイトで、インドネシアのamazonといったところでしょうか。同僚もよく利用しているようで、オフィスにもよく配達物が届きます。もちろん、仕事とは関係のない私物が届きます(笑)

GO-JEKは元々オンラインのバイクタクシーからスタートした企業で、現在は、タクシー(4輪)、フードデリバリ―、買い物代行サービス、出張マッサージサービス、出張ルームクリーニングサービス、出張カークリーニングサービス、など多岐に展開しています。また、GO-PAYという電子マネーも備えていて、最近ではこれが主要なQRコード決済手段として、インドネシアのあちらこちらで使われています。

なお、シンガポールのユニコーン企業、Grabもインドネシアで大きく展開していて、GO-JEKの最大のライバルとなっています。

ジャカルタにいる間、ほぼ毎日最低2回、多い時は5回以上もこのGO-JEKのバイクタクシーで移動しております。ジャカルタは致命的な渋滞のひどさで有名ですが、車で1~2時間かかるところも、バイクだと、隙間をするすると抜けられ、20~30分程度で着きます。大変強力な味方です。もちろん、GO-JEKのアプリを通じて、車を呼ぶこともできますが、一人の時はほとんど使いません。

KMG, with the biggest Unicorn Company in Indonesia, GO-JEK (paparazzied by my student)
インドネシア最大のユニコーン企業GO-JEKと私(学生による盗撮)

このGO-JEKは、今や完全にインドネシアの一般市民の足となっています。そして、QRコード決済で、街中の至る所で決済ができるので、キャッシュレス生活も促進しています。

私がインドネシアに来たばかりの2012年には全くGO-JEKは見られませんでした。それ以前に、私が来た2012年は、ほとんどのインドネシア人はスマホではなく、ブラックベリーを持っていました。そして、仕事ではBBM(ベーベーエム)と呼ばれていた、ブラックベリー専用のメッセンジャーを使っていました。

それが、2013年ごろから急速にAndroidのスマホが普及し始めました。Instagramもそれまでは、iOSだけだったのが、Android版も公開され、インドネシアでも徐々に普及していきました。先ほどのブラックベリーのメッセンジャーもAndroid版のアプリができ、ブラックベリー離れが加速しました。そして、この流れに合わせるかのように、2015年頃から、このGO-JEKのバイクタクシーもジャカルタで見られるようになりました

GO-JEKはその派手な緑色のジャケットやヘルメットから、すぐに判別がついてしまうので、GO-JEKのせいでお客が取れなくなってしまったローカルのスマホを持たないバイクタクシーのおじさんたちとの縄張り争いや、既存のタクシー会社との争いが頻発しました。しかし、GO-JEKはこれらを乗り越え、2016年頃には完全にインドネシアの主要都市での市民の足として、インフラの一部であるかのように定着しました。私が住んでいたインドネシア第3の都市バンドゥンでも同様で、この頃から自分のバイクを使わなくなりました。

そこから、GO-JEKのアプリが、GO-PAYという電子マネーの支払い機能を持ち始め、キャッシュレスの決済が可能となりました。バイクタクシーを乗る際に、小銭をいちいち払わなくて良くなったので、非常に楽になりました。そして、今度はその電子マネーが、至る所に展開され、レストランやカフェなどで、QRコード決済として使用できるまでに至ったのが2018年頃です。今やカフェでコーヒーを飲む際に、キャッシュを使いません。GO-PAYを使うと100円ぐらいですが、だいたいキャッシュバックが得られるからです。

長くなってしまいましたが、上記のように、Android搭載のスマホが普及したのが2013年ごろからで、GO-JEKの流行が2015年ごろからです。それから、わずか5年ほどという短期間で、QRコード決済に至るまで、スマホアプリを伴った新しい技術が社会に実装されていったのを体感しました。スマホは、もはやInstagramやFacebookのためだけの情報収集ツールではないのです。わずか5年の間で、足となり、財布となり、生活の中心となったのです。

私自身も、新しく実装され続けていく技術を使って、生活を便利にしていくことが楽しくて仕方ありませんでした。一度知ってしまうともう戻ることができないので、インドネシアで信用されていると言われているブルーバードというタクシー会社のタクシーでさえ使うことに多少の抵抗がありますし、なるべくであればキャッシュも持ち歩きたくないと思っています。

さて、GO-JEKがユニコーン企業になっていった理由は何なのでしょうか?


ユニコーン企業を応援できる社会的な若さ


こういった巨大スタートアップ企業の成長の速度には、社会、もう少し言うと、そこの住人一人ひとりが新しい技術をどれだけ受け入れることができるかという柔軟性や許容度の高さ、心の余裕がまず大切だと思います。それから、ほとんどが新しい技術を伴いますので、これらの新しい技術を使いこなすことができるかという技術的なリテラシの高さにも関わってくると実感しています。

もしインドネシアの人々がスマホをほとんど使わず、新しいアプリのインストールに懐疑的で、新しいものを使いこなしていなかったら、どうなっていたでしょう。ローカルのバイクタクシーとの縄張り争いも、既存のタクシー会社の主張をはねのけることも、うまくいかなかったのではないでしょうか。

インドネシアは平均年齢が28歳の若い社会です。日本はすでにそれが46歳です。若いということは、それだけ新しいものに対しての許容度が高いですし、新しい技術に対しても十分高いリテラシを持っています

こういった社会的な若さを増していくことというのが、ユニコーン企業を応援するという意味でも大切なのかな、と、先日GO-JEKに乗りながらふと思いました。

もちろん規制の壁、安全面の壁、様々な壁もあるでしょう。しかし、そちらは社会を構成する人次第で、変えようと思えば、本来はどうにでも変えられるはずです。ですので、やはりまずは社会を構成する人というのが大切な要素なのかなと思っています。

さて、少子化が進み、超高齢社会となった日本で、どのように対処していけば良いのでしょうか。人そのものが物理的に年を取ることは仕方がないでしょう。しかし、精神的にも年を取っていってしまうことには対策を打たなければならないと思います。ユニコーン企業の勃興という観点からも、少子高齢化の解決策を本気で考える必要があるのかなと思いました。

Monday, May 27, 2019

ローカルガイド(Google Local Guide)、レベル7へ

Google Local Guide, LEVEL 7!! 


Exploring the World as An Expert Japanese Google Local Guide!
日本語でグーグルローカルガイド、やっています!


ローカルガイド(Google Local Guide)再始動から約2週間


2019年05月12日にも以下の記事を執筆致しましたが、Googleの提供している仕組み、ローカルガイド(Google Local Guide)を再開致しました!



前回のブログの時点では、1,873ポイントで、レベル6でした。

しかし、ご覧ください。


Lever up!! Google Local Guide LEVEL 7!!
ローカルガイドレベル7になりました!

再始動してから12日目にして、見事に5,000ポイントを超え、レベル7になりました!


ローカルガイド、レベル6からレベル7までの軌跡


結果を下のグラフに示します。

なお、毎日毎日データを記録しているわけではありませんでしたので、実際のデータを線形近似の直線でカバーしてみました。


From Level 6 to Level 7 (Google Local Guide)
ローカルガイド、レベル6からレベル7までの軌跡

前回記述した通りですが、それぞれの直線の意味は以下の通りです。

  • 2020年1月1日からレベル10デビュー:Hellモード
  • 2021年1月1日からレベル10デビュー:Very Hardモード
  • 2022年1月1日からレベル10デビュー:Hardモード
  • 2023年4月1日からレベル10デビュー:Normalモード(飽きない限り現実的なコース)

結果を見ると、なんと自分で設定した現実的な目標値であったNormalモード(3,045ポイント)のペースを大幅に超え、さらにはVery Hardモードの目標値(4,571ポイント)をも凌駕してしまっていたのです!


以下、自分なりに、ローカルガイドのポイントの大幅獲得の要因を分析してみました。


ローカルガイド、ポイント獲得① 継続は力なり


まずは何よりもこちらです。テンションが高い!だから継続できる!

再開したばかりなので、どこへ行っても写真を撮り、レビューをアップロードすることを欠かしませんでした。よほど家の近所であるとかでない限りは、アップロードし続けました。

テンションが高いうちに、継続的な習慣になることを祈ります。


ローカルガイド、ポイント獲得② 未レビューの宝庫


次にこちらです。ジャカルタでは全然レビューをしたことがなかったのです。まさに宝の山(笑)

これまでのレビューは、旅行先などを中心に、他の場所だけに限定されていました。ただし、今回は現在住んでいるジャカルタについてレビューを書いています。そのため、1店舗でさえもまだレビューをアップロードしたことがありませんでしたので、ちょっと立ち寄っただけのカフェ、例えばスターバックスコーヒーの店舗でさえも、レビューの対象となるのです。そして、写真をいくつか撮影し、アップロードし、ポイントを獲得できてしまうのです。

このような理由から、想像以上にレビューを書く対象が多く、全てを書かないにしても、毎日2-3件ほど継続的にアップロードできました。


ローカルガイド、ポイント獲得③ 写真のアップ数


次にこちらです。工夫すれば、1箇所で写真を20枚ぐらいアップロードできるのです。

再始動した時には、1つのレビューに付き、写真はせいぜい10枚ぐらいだと思っていたのですが、外観、内装、食べ物、飲み物など、工夫して撮影すると、20枚ほどは全く違った写真を撮ることができ、アップロードしても問題がなさそうなことが分かりました。

このため、1つのレビューに付き、

  • 新しいお店に行って、評価(☆)を付ける:1ポイント獲得
  • そのお店のクチコミを書く:10ポイント獲得
  • そのお店のクチコミを多めに(200文字超)を書く:さらに10ポイント獲得
  • 写真を10枚アップする:5ポイント/枚×20枚=100ポイント獲得

と、合計で121ポイントが得られるようになったのです。元々考えていたNormalモードが、写真10枚で合計71ポイントでした。これで、かなり加速しました。


171 points!
171ポイント!

レストランで食事をしたときに、料理ごとに写真を撮影し、一度に171ポイントを獲得したこともありました。毎回これができれば、すぐにレベル7ぐらい達成できてしまいますね(笑)


ローカルガイド、ポイント獲得④ 中華スマホOPPOの撮像力


最後にこちらです。OPPO A7という中華スマホの画像品質の素晴らしさも理由の一つに挙げられると思います。

余談と言えば、余談になりそうですが、現在、OPPO A7というインドネシアでの市場価格2万円程度のSIMフリーの中華スマホを使用しております。もうかれこれOPPOのスマホは、2013年からずっと使用しており、既に7台目です。中華スマホと言えば、iPhoneを模して作ったと言われているシャオミーが人気でしたけど、私は2013年から圧倒的にOPPO派です。最近では日本での発売も始まったようですね。

それで、このOPPOのスマホは、「Selfie Expert」という宣伝をするなど内側のカメラの質を高くしていることが特徴の一つです。もちろん外側のカメラの質も非常に良く、背面をぼかす加工などが標準的にでき、容易に映える写真が撮れるので、私も好んで使っております。

いくつか、このOPPO A7で撮影し、実際にアップロードした写真の例を示します。


Photo by OPPO A7
OPPO A7で撮影した写真

Photo by OPPO A7
OPPO A7で撮影した写真

Photo by OPPO A7
OPPO A7で撮影した写真

Photo by OPPO A7
OPPO A7で撮影した写真


いかがですか?なかなか素敵な写真が撮れていると思いませんか?

素敵な写真が撮れていると、自分でも自信が持てます。ですので、アップロードする写真が多少増えてしまっても、「良い写真をシェアするんだから、まあいいんじゃない?」と、自分の行為を後押しする要因になっているように感じます。


なお、私の使用しているOPPO A7は、AX7という型番になり、日本のAmazonでも購入できるようです。中華スマホのOPPOがAmazonでも購入できるようになっていたなんて、時代は変わりましたね。カメラだけではなく、日常的に使うAndroidスマホとして、非常に完成度の高い良いものですので、ちゃっかり宣伝しておきます(笑)






次の目標はローカルガイド、レベル8!15,000ポイント!


さて、Googleの素敵なところは、ゲーム感覚でレベルアップを楽しめるところかもしれません。現在レベル6からレベル7になりましたので、次はレベル8です。レベル8になるためには、レベル7からさらに10,000ポイントで、合計15,000ポイントまで行かなければなりません。Very Hardモードの道のりですと、2019年07月中には達成できる見込みです。

とは言っても、なかなか道は険しそうですので、焦らず地道に活動を継続して参りたいと思います。


なお、また後日考察を深めて参りたいと思いますが、こうやってアメリカの四騎士GAFAの一角である、Googleの手下(奴隷?)となって、無償で協力していくことにどのような意味があるのか、というところにもだいぶ自分なりの見解が持てるようになって参りました。何かの折に執筆致したいと思います。

Saturday, May 25, 2019

30 Days Challenge!! 毎日ブログ更新!三日坊主の壁

30 Days Challenge, Don't Give Up Easily!!



Try Something New For 30 Days; Don't Give Up Easily!!
30日間チャレンジ、三日坊主の壁

現在、30 Days Challengeとして、「30日間、毎日ブログを更新しよう!」という挑戦を継続しております。まだ始まったばかりで、7日目です。しかし、そろそろ辞めたいほどに辛くなって参りました(苦笑)

オリジナルの記事はこちらです。

https://omg-kmg.blogspot.com/2019/05/30-days-challenge-30.html

挑戦を始めてから7日目の感想などを忘れないように記事として残してみます。
そして、本日の分の記事をこれで終わりにしよう・・・という魂胆です(笑)


30日間チャレンジ、7日間で9件達成!


ブログ記事を毎日書くことを30日間続けようと試みております。厳密に言うと、毎日ブログ記事執筆を30日間続けるというよりかは、30日間で30件のブログ記事のアップロードを目標としています。しかし、現実的に、仕事をしながら、1日に2件も3件もブログ記事を書くというのは、容易なことではありません。そのため、結果として1日1件ずつブログ記事を更新することを30日間継続するというのが現実的な解になりそうです。

まず、これまでの経過と、2019年06月10日までの目標を載せます。


30 Days Challenge, my progress until now (7th days)
30日間毎日ブログ更新、7日目までの経過


上記のグラフのように、現在7日目で、本記事を含めて、ブログ記事を9件書いております。結果だけ見ると、順調に進んでいると言えるのではないかと考えられます。

ブログ記事には1件当たり3~7時間ほどかけております。仕事とは別に、これだけの時間を平日に割くのですから、かなり無理があります(笑) ブログ記事と言っても、カフェのレビューや食べ物のレビューのような記事でしたら、恐らくもう少し短縮できると思います。しかし、現在私が書きたい記事は、どうしてもいろいろと調べ、言質を取ってから書く必要があるテーマが多いため、ある程度時間が必要となります。

そのため、経過を見る限りは順調でも、体力的にだいぶ限界が近づいており、余裕がなくなってきております(笑)


2日目:最初の壁


ところで、30日間チャレンジをしたときの最初の壁はどこで現れると思われますか?

実は、上記のグラフにも表れているのですが、私の場合、最初の壁は2日目でした。

30日間チャレンジを始めようと思った初日は間違いなく気概に溢れています。やる気が漲っています。そもそも始めようと思うぐらいなので、十分に時間もありますし、平均以上の目標を容易に達成できる状況にあります。私も例にも漏れず、初日は日曜日で割と時間もあり、1件だった目標を大きく超え、3件もブログ記事を書きました。

しかし、そのハイテンションな状態は続きませんでした。それも、寝て起きたら、もう消え失せているほどにあっさりと、テンションが落ち込んでいました。

2日目は、月曜日でした。現実的に仕事がたくさんあり、帰宅して、もう疲れ果てていました。そこからまた何かをやろうという気力がなかなか湧いてきません。さらに、「初日、頑張って3件も書いておいたから、今日はもういいか。」という悪魔の言葉が聞こえてきました。

また、2日目に何を書こうかというのも、自分の中で決まっていませんでした。平日は仕事もあり、ましてや月曜日は週初めですから、家に戻ってから集中して考え事が容易にできるわけではありません。そのような中、ルーティンとして決まっているテーマの記事を書くだけではなく、「どのような記事を今後書いていくのか」、「その中で、今日は何についての記事を書き始めるのか」というような、創造性を発揮して記事のテーマそのものを考えないといけない領域の仕事があり、挫折につながりました。

というわけで、想像以上に厳しい状況に迫られた2日目の終わりを迎え、あっさりと、ギブアップしました(苦笑)


3日目:挽回


3日目を迎えました。もうなかったことにして、あきらめようと思いました。しかし、ブログで宣言した30日間チャレンジを、Facebookなどで公言してしまっていたのです。しかも、有り難いことに、「楽しみにしています!」というメッセージもいただいていて、もう気持ちとしては裏切れない状態になっていました。そこで、

「ここで負けてはいけない!もう少し頑張ってみよう!」

と、自分を全力で奮い立たせました。

3日目は、まず当面どのようなテーマの記事を書いていくのかを考え、決めました。今回は、たまたま前の月(2019年04月)に訪問した中国の深センについての見聞が、自分の中でも未消化だったので、何が何でも深セン訪問というテーマについて書くことを決めました。

その上で、写真を整理し、いくつかのカテゴリに分類しました。これから数日の間、このカテゴリ分けをした写真を載せながら、文章を書いて記事にする、というのを自分の中で決めました。これにより、ブログ記事の執筆がルーティンになったので、仕事後のある程度疲れた状態でもできるだろうと考えました。方向性が決まっていれば進みやすいですが、これからどちらの方向に進んで行くのかまでを考えるのは、ちょっとやそっとの集中力ではできません。

そして、その方向性に従って1件の記事を書きました。


4日目~6日目:最初の1週間の山場


1日1件ずつ、安定して執筆致しました。ブログ記事を書くといっても、テーマが既に決まっていたので、この間はルーティン的な作業でした。

ただ、4日目は水曜日、5日目は木曜日、6日目は金曜日と日増しに疲れが溜まっていきます。4日目と5日目に至ってはそれぞれ300分ずつ講義があり、仕事時間が終わった後は、まさに疲労困憊、疲弊しきって、へとへとになっておりました。

このような状況の中、家に帰り、一通りの家事を済ませ、またラップトップを開きます。4日目の水曜日も、5日目の木曜日も、執筆が終わり、ベッドに入った時間が午前3時半を回っていました。現在、インドネシアではちょうどイスラム教の断食月にあたるので、Sahurと呼ばれる断食前の食事を取る人たちのために外はもうかなりにぎやかになっていました。

そして、金曜日にもなると朦朧として体力の限界を感じていました。

3日目に仕切り直しをしてから、ブログ記事を書くという作業そのものは、非常に楽しいものになりました。ブログを書くということは、自分が書く内容についてしっかりと理解している必要がありますから、あやふやだった知識を確たるものにするために、たくさん学ぶことができます。トピックに沿った内容の理解がどんどん深まり、自身の知的欲求が満たされていくのは本当に刺激的です。

それでも、壁にぶつかってしまいました。体力的な壁です。

さすがにこれ以上、今の生活は続けられない!

そして、本日、7日目がやって参りました。


7日目:仕切り直し


7日目(土曜日)の朝は疲労困憊の中、目覚めました。

目覚まし時計の音にも気が付かないほどに疲れ果てておりました。

朝起きたときの自身の状況からも、「このままでは本当に続かない。」、そして、「30日間チャレンジどころか、普通の生活そのものにも支障をきたしかねない。」と感じられました。

30日間チャレンジをスタートする前に、もっと深く考えて、仕事を完全にルーティンワークに落とし込んでおけば良かったのですが、「何事も始めてみないと分からない!まずはやってみよう!」と、勢いだけでスタートさせてしまいました。次回以降の反省点として、忘れないようにしましょう。

ここであきらめるわけにもいかないので、7日目の本日は、記事を2件書きました。


30 Days Challenge, 21 articles in 23 days
30日間毎日ブログ更新、あと23日間で21件の記事


ノーモア三日坊主!


如何にして30日間チャレンジに向けた時間を確保するのか、これからまたしっかりと考えながら30日間チャレンジを完了させたいと思います。

特に、5月30日ごろから6月10日ごろまで、インドネシアは長期連休なのですが、私はまた海外の某国まで視察旅行に行くつもりです。視察中はインプットが異常に増えるのですが、アウトプット、つまりブログを執筆する時間がなくなってしまいそうです。何とかバランスを取りながら、三日坊主にならないようにしたいと思います。

三日坊主でもしないよりはした方が良いでしょう。しかし、どうせなら30日間やりきりたい!

何とかしてこの状況を打破しましょう。

実際に始めてみたからこそ、このような状態になることを、実体験を伴って、明確に理解できました。実際に試行錯誤をしながら、こうやって走りながら考え、先へ進んで行くのも、30日間チャレンジの醍醐味かもしれません!

あと23日間で21件!!

頑張るぞ!!(´・ω・`)

Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)まとめ

Visit Shenzhen!!


Visit Shenzhen! (April 16th - 20th, 2019)
深セン視察(2019年4月16日~20日)

2019年04月16日~20日、初めて中国の深センに行って参りました。平成最後の海外視察でした!その時の記録を、9本の記事にまとめました。ここに、それぞれの概要を示します。


中国の深セン(深圳)に訪問しようとした動機


Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 01-今なぜ深センなのか


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第1弾です。ここでは、中国の深センに行った動機として、「今なぜ深センなのか?」について整理してみました。


合理性を追求して進化し続ける巨大な実験室、深セン(深圳)



2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第2弾です。ここでは特に、深センにおけるキャッシュレス社会、もう少し言うと、高度に、そして合理的に進化(深化?)し続けているスマホ社会について、見聞をまとめてみました。


Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 03-本気で電動化する交通


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第3弾です。ここでは特に、交通の電動化、という視点で見聞をまとめてみました。交通のインフラを本気で電動化し、キャッシュレス決済も含めて、合理的に運用していこうとする姿勢を感じました。また、いろいろと見ていく中で深センは、大きな実験室のように感じたことが個人的には一番の衝撃でした。


Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 04-大衆食堂に見られる合理性


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第4弾です。ここでは、深センの、主に大衆食堂(学食、社員食堂)でいただいてきた食事を通じて感じられた深センの合理性について書きました。食事というものは、人間の本性が垣間見えますから面白いものです。


深セン(深圳)は次世代のシリコンバレー?


Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 05-モノ作りの拠点


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第5弾です。昨今、深センは、ハードウェアのシリコンバレー、中国のシリコンバレーなどと呼ばれることが多いようです。そんな深センの「シリコンバレー」としての特徴を見てきました。ここではまず、ハードウェアのシリコンバレーとしての深センについて執筆致しました。


Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 06-中国のシリコンバレー


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第6弾です。ここでは、ソフトウェア、IT技術の面も含めた、新興企業のスタートアップ環境のある街としての深セン、つまり、中国のシリコンバレーとしての深センについて書いてみました。


Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 07-CEEC、電化製品常設展示会


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第7弾です。ここでは、深センの高級モール(深业上城、Shenzhen Upper Hills)内に併設されている、CEECという電化製品の常設展示会について執筆致しました。


その他、諸々。


Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 08-深セン大学へいざ


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第8弾です。ここでは、深センの中心部、南山区にある深セン大学を見学してきたことについてまとめてみました。



Visit Shenzhen! 深セン視察(2019年04月)Part 09-視察の振り返り


2019年04月の深セン(深圳)の視察旅行の記事第9弾と称しまして、今回の一連の視察記事の最後です。今回の記事では、視察においての準備や、反省点、その他諸々感じたこと、思ったことを書き連ねて参ります。





なお、もし不足している情報などがありましたら、メッセージを頂ければ、説明を追加したいと思います。大学で教えている身として、理系の実験テキストとまではいきませんが、誰がやっても同じように経験・体験を追従できるようにするのが私の狙いです。